自分、朝ドラは幼少の頃にやってた「ひらり」ぐらいから見はじめて、そこから作品によって見たり見なかったりして来たんですが、10年前の「ごちそうさん」からはほぼ全部見てます。(ちむどんどんだけ3週目ぐらいで見なくなった)
そんな自分ですが、4月からはじまった今期朝ドラの「らんまん」がかなり面白いと思っています。
ちなみに、放送リアルタイムでは観てませんよ。基本的に、録画しといて土曜とか日曜にまとめて観ています。(とはいえ、今週は話が面白かったもんで、平日の昼の休憩時間にアマプラで観てたりもしましたけど)
現時点で7週(35話)放送があったんですけど、色んな点で「こういうのがいいんだよ」って感じの展開になってて。特にここ3週ぐらいの展開が楽しい。
話がごちゃごちゃしてなくて分かりやすいのが素晴らしいなと思います。今後もその流れで行って欲しいと思います。どういう点が、というのを簡単に箇条書きすると…
- 主人公の万太郎がハイスペックの植物バカである
⇒2018年度後期朝ドラ「まんぷく」の立花萬平、2014年後期朝ドラ「マッサン」の亀山政春に通じる
⇒植物学の第一人者がこぞって認めてる描写がスッキリする
⇒竹を割ったような性格も見てて不快感がない(行動にヒヤヒヤするところはある) - ドロドロした人間関係があまりない
⇒第7週に出てきた大学の人たちが不快感を示しているけど、「引き立て役」ポジションになると思われ、おしん等に見られるドロドロした人間関係ってのとは違ってそう - 恋愛関係の描写もシンプル
⇒ここに変化球が無いのがいい - キャストが概ねハマってると思う
⇒万太郎は神木隆之介以外には考えられない、ってぐらいにはまってるし、他のメンツも同様。とくに、個人的に今週出てきた田邊教授役の要潤が良い味出してると思う。ていうか、「まんぷく」にも出てたよな、確か。画家の役かなにかで。 - (細かいところだけど)その週で話がある程度完結する作りになってる
⇒以前の朝ドラでは比較的そうだったんですが、最近は2週・3週またぎが増えてきた感じはしてた。今作は、大きな括りのストーリーは週を跨ぐけど、週ごとのサブテーマみたいなのはその週のうちに消化しているように思います。