久しぶりの登利平(そこそこ長文)

昨日、久しぶりに群馬のソウルフード「登利平」の鳥めしを食べました。今年2回目かな。

俺、登利平の鳥めしを買うとき、よく前橋の公田町にある登利平 南部店に行きます。通常、登利平の店舗といえば持ち帰りのみのところが多いんですが、ここはレストランと持ち帰りの両方があります(詳しくは上のリンクを参照)。

毎年元日にTBSで放送されている全日本実業団駅伝(通称ニューイヤー駅伝)で2区→3区の中継所になっている公田中継所の選手控室として店舗が提供されてたりしますから、見たことがある人もいるかも知れません。今年のニューイヤー駅伝の中継ではTBS篠原アナが南部店の入口で鳥めしを食べてましたね。(篠原アナは食レポに定評があり、TBSの朝の情報番組「THE TIME’」で毎日のようになんか食べてます

で、今回行ったのは昨日の午後1時半ぐらいだったと思うんですけど、なんかいつもよりもすごく混んでました。まあまあ広めの駐車場なんですけどかなり埋まってましたし、店舗の外にも列ができてたんで、午後1時半にもかかわらず1時間待ちぐらい並んでるように見えました(あそこ、店舗の中に入っても、呼ばれるまでまあまあ時間かかるんだよね)。

県外ナンバーの車がけっこうあったんで、たぶん火曜のテレビ東京の「ありえへん∞世界」でわりとがっつり紹介されてたからだろうなと思います(TVerで2月末ぐらいまで見られるのかな。1:16:40ぐらいからです)。

たしかに、県外から車でアクセスするなら、南部店が一番都合が良いような気がしますね。高崎インターから県道真すぐ車で5分ぐらいで着くので分かりやすい。日本式の木造建築と白い塀、でかい看板(上のやつ)があって目立つし。

ただ、油断すると、佇まいの似てる隣のたむらや(漬物屋)に入り込んじゃうから注意。いや、こっちもいいお店ですよ?

 

鳥めし弁当は「鳥めし(松)」と「鳥めし(竹)」の2種類あります。「松」と「竹」の違いは、「松」は米に乗ってる肉が半分ムネ肉、半分モモ肉。「竹」は米に乗ってる肉が全てムネ肉です。他の違いは全くないです。

で、自分が今回食べたのは「鳥めし(松)」です。

「ありえへん∞世界」では「みんな竹を選ぶ、松を選ぶ奴なんていない」なんて言ってたけど、そこまで極端じゃないと思いますけどね。

自分の周囲だと、「松」が好きな人も「竹」が好きな人も居る感じ。自分は「竹もアリだけどどっちかと言ったら松のほうが好きかな」という感じ。

あ、でも「竹」好きには「鳥めしは『竹』一択、『松』なんて認めぬ」という過激派もまあまあいる印象ですね。いや、鳥めしのムネ肉おいしいってのはすごく思いますよ。俺も、「松」がムネ肉とモモ肉が両方入ってるから選んでるけど、「松」がオールモモ肉だったら躊躇しますね。

テレビで紹介される「○○のソウルフード」って、「そこまでじゃないだろ」っていうのが多いんですが、登利平の鳥めしはガチの群馬県民のソウルフードです。群馬県民からしたら呼吸するのと同じぐらい日常に溶け込みすぎてる存在なので、逆に改まって紹介したりしないレベルのやつです。群馬県民には紹介する必要もないレベルの認知度なのですが、県外メディアではあまり見ないので県外の方はご存じないだろうなと日ごろ思ってます。

登利平の鳥めしの最大の欠点は足が速いという点かな。上の画像を見ても分かるとおり、賞味期限がめちゃくちゃ短い。昼食用として作られていたものなんですが、作ってから賞味期限6時間もないのかな。だから県外に持ち出すこともままならず。県外の人になかなかアピールできないのはこれが最大の理由な気がしてます。

ということなので、群馬県外の方は、是非群馬まで食べに来て下さい