Blueskyが一般公開された&フィード作ってみた(書きたいこと書いてたらめちゃ長文になってしまった)

ご無沙汰です。…って、今年初の投稿なのか。もう2月なのに。

今仕事がメチャクチャ忙しいもんで、ブログ書く気持ちの余裕なかったんですよね。すみません。


さて。以前より何度となくこちらで紹介してきたBlueskyの話です。
せっかくですんで、過去に投稿したBluesky関連の投稿を紹介してみます。


既にご存じの方も多いと思いますが、いままで招待制だったBlueskyが、2/6に一般公開されました。

※なお、いろんなニュースサイトでこの話題が紹介されている中、敢えてGIGAZINEを選んで今回紹介しているんですが、理由は招待制時代から精力的にBlueskyで記事投稿を行ってきたニュースサイトだからです。個人的にBlueskyに関する情報発信媒体として信用しています。

2/7だったと思うんですけど、会社で仕事してたらBlueskyから通知がやたら来るんで見てみたら、今まで停滞してたフォローが増えてて「何ごと!?」って思ったんですよね。んで、X(旧Twitter)のトレンドに入ったりしてたんで、何が起きたか調べてみたら「招待制が終わった」という上の記事を見かけて知ったという感じでした。

招待制のころのBlueskyは、利用者が少ないからポストが少ないし、インタフェースも英語だったし使い方をまとめてる人もあまりいない状況だったので、右も左もよく分からないから動きがあまりなかったんですよね。

公開された今ではめちゃくちゃ人が入ってきて、自分もフォロワー増えたし、タイムラインが動き出しましたね。Blueskyが次のフェーズに移行した瞬間かなと感じました。

なんでも、2日前(9日の午前)の時点で440万に達したみたいです。

一般公開開始直前の時点で300万ぐらいだったと聞いているので、2日かそこらで140万ぐらい増えたってことになるのかな。1日で80万アカウント増えたとかって話も出てますよね。注目度がなければここまで爆発的に新規利用者が増えないだろと思うので、Blueskyの潜在的なポテンシャルに思いを馳せているところです。

あと、「Blueskyは居心地が良い」と言っている方を多く見かけますね。自分もそう思います。マスクが買収する前のTwitterの雰囲気を継承していると言いますか。


Twitterの共同創業者であり、TwitterのCEO退任後はBlueskyの共同創業者になったジャック・ドーシーですが、Blueskyが脚光を浴びてくると同時に話題に挙がるようになりましたね。彼は、個人的に「Twitter時代から考えがブレてない」という印象を持っています。

つまり、自身の手がけるサービスに対しては「公共性」を重視しているという点です。

以前に紹介したドーシーの↓の発言とか。

さらに、同氏としてツイッターはどのような形で運営されるのを望むか聞かれると、「1つのプロトコル」であるべきで、特定の国家や別の企業に所有されてはならないと述べた。

ツイッターがプロトコルであれば、電子メールと同じように1つの団体によって集権的に管理されることはなく、人々はさまざまなプロバイダーを利用して相互にやり取りができる。

https://jp.reuters.com/article/twitter-ceo-idJPKBN2PV

半年ほど前にTwitterが混乱したときの↓の投稿とか。

同氏はこのツイートの少し前には草の画像をツイートした。これはネットスラングの「touch grass」、つまり「落ち着いて」「熱くなりすぎないで」というメッセージだ。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2307/02/news043.html

↓最近のこの記事にあるドーシーのこの発言もそうかな。間口を広くしたいというのがドーシーの考えだとすると、この発言もうなずける。

ドーシー氏は現在はBlueskyの運営からは離れており、主にNostrで発言している。Blueskyの招待制終了については、「SMS認証が必要なのか。がっかりだ」とポストした。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/07/news082.html

このへんがBlueskyに対する運営側の考えに反映されているんだとしたら、今のX(旧Twitter)とか、他のSNSとは逆のベクトルなのかなあと思うし、それが自分としては望む方向でもあるのかなと思うので期待したくなる部分ではあるんですよね。

それを象徴するのが、X(旧Twitter)では失われてしまった「サードパーティ製サービス」がBlueskyでは作ることができる、という点でしょうね。おそらくXなどだと、サードパーティ製アプリがあると収益化のためのビッグデータの管理が出来なくて困るからマスクが無くした、ってことなのかなと思うんですけど、プロトコル化(社会への浸透)を目指すならば、むしろ望むところという感じなのかなと。

既にいくつか作られているので紹介してみます。

  • deck.blue
    今は有料サービスになったX Pro(旧TweetDeck)と同様の表示ができるクライアント。deck.blueではカラムにフィードも出せるようになってる。
  • SkyFeed
    カラムで表示するサービスなのでdeck.blueに見た目は似てるけど、こちらはFeedを自作する機能が備わっている。

今のところ自分が触ってるのは上の二つだけですが、他にもいろいろ出てるみたいですね。相互フォローをピックアップするツールとか。

個人的には、TwitterではPCでTweenを使っていたので、Bluesky版のTweenが出て欲しいと思ってます。あれだと、一度に観られる情報量が多いので、便利なんですよ。


Blueskyの呼び名もいろいろ出てきてますね。丁度こんな記事を見かけたので紹介します。

BlueskyはXの代替となるか ー Yahoo!ニュース

この記事によれば、「Bluesky(そのまま呼び)」「ブルスコ」「青空」「ブルスカ」などの呼び方があると書いてありますね。「ブルスコ」は、アレですかね。「インストールする」のことを「インスコする」って言ったりするけど、それと同じノリですかね。

自分は、年明け前後ぐらいから「青空」って言い始めてますね。最近は、若干の敬意を込めて「青空さん」って言い始めてます。ただ、「青空さん」って言うと声優の徳井青空(とくいそら)さんみたいだなあと思ったりもしますが。

以後、このブログで「青空さん」ってワードが出てきたら、基本的にBlueskyのことを指してると思ってもらえると。(基本的には「Bluesky」表記で行こうとは思ってますが、執筆時のテンション次第ですw)青空さんの言い回しをしてるのは、基本的にBlueskyかX(旧Twitter)の中なので。


Bluesky、人も増えてきて、それに比例して情報量も増えてきたので、これから本格的に実運用できるようになってくるのかなと言う印象です。

いままで、Twitterの代替ぐらいのノリで触れてきましたが、Blueskyにはいろいろとオリジナル要素もあるので、その辺も使えるようになっていきたいと思ってます。

その中でも特徴的なのが「Feed」ですね。Feedというのは、「特定の条件でフィルタリングして生成されたタイムライン」みたいに捉えれば分かりやすいですかね。自分の感覚としては、メーラーのThunderbirdにある「検索フォルダー」とか、iTunesにある「スマートプレイリスト」とかが近いかなと思います。

それとは別に、X(旧Twitter)にある「リスト(ユーザー単位でまとめて作成するタイムラインのようなもの)」もあるので、それを使い分ける感じかなあと思います。尚、Feedにしてもリストにしても一般公開することができるので、誰かが便利と思って作ったFeedを使うなんてこともできます。これがなかなか可能性を感じる部分だなあと。

Feedの作り方を先程調べてみたんですけど、こちらのサイトが丁寧に説明してくださっているので紹介。必要なことは全て書いていただいているので、そのまま読んでもらえると良いかなと思います。

自分も、こちらに書いてある方法をもとにお試しフィードを作ってみました。

自分が作りたいのは「ニュースや緊急連絡などを網羅して情報を拾える環境」なので(X(旧Twitter)では、それができなくなってしまいましたよね…)、それを目指して、第一弾として「日本のヤフーニュースを参照しているポストを取得するFeed」というものを作ってみました。

SkyFeedの「Feed Builder」でこんな設定をしています。

こんな感じの条件にしてます。

  • 3日以内にポストされたもの
  • 言語は日本語のみ
  • 「news.yahoo.co.jp」を含むポスト(”\.”にしているのは、正規表現だと”.”に意味を持ってしまうので、”\”を入れて退避させる目的です)
  • 並び順は新しいものから降順

あまり複雑なことはしていません。本当は7日以内にしたかったんですけど、取得時間が増えるので3日以内にしてます。

作ったフィードはこちらのリンクから見られるので、興味のある方は見てもらえると。あまり時間を掛けずに作れました。実質20分ぐらいかな。

Feedを触った感想としては、「いろいろとできるし可能性は感じる。でも、かゆいところに微妙に手が届かない」って感じですかね。自分がそれの実装のしかたを知らないだけなのかもですが。でも、そのぐらいのほうが作るのは楽しいのかもと思ったり。


だいぶ長くなりました。執筆に何時間かかったんだろう。いずれにしても、Blueskyには可能性を感じるし、実際のところ居心地はかなり良いので、しばらく使っていくつもりです。

こちらをご覧の方で、フォローしていいよって方は以下のアドレスからフォローをお願いします。スパムとか、ちょっと反りが合わなそうだなという人でなければリフォローさせてもらおうと思いますので。あとX(旧Twitter)で相互フォローの方も。

https://bsky.app/profile/karusbastides.bsky.social

あと、Bluesky絡みで新情報とか、このクライアントが便利とか、そういう情報があれば是非お寄せください。自分のBlueskyライフの参考にさせて貰ったり、このブログで紹介させていただいたりしたいと思います。